髪が多い女子のアタマジラミに5つの解決策【実践編】

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3人の子を育てる働くママ@3mamam です。

子育て中のママなら経験したことが無い人は少ないかもしれない子どもの「アタマジラミ」

あまり公に「うちの子アタマジラミになっちゃって~」とはリアルタイムで周りに話さないので、なぜうちだけ!?と思うかもしれませんが、後から聞くと経験したことがあるお母さんが大変多いです。

少なくても、私の周りの小中学生を持つお母さんは経験率100%でした。

経験したのは大体子どもが幼稚園から小学校低学年頃とのこと。後になると、「あーうちもなったことあるある!」と言えるものです。

そういう私も経験者の一人。

娘が幼稚園に通っている頃のことです。

ついに、ついに・・・我が家にも上陸してしまっていることに気が付いた日のこと。忘れません。

最初はあれ?フケかな?頭皮が感想しているのかな??という印象でした。

でもはらっても取れない・・・

まさか!?と思いながら、もう幼稚園バスに乗せるために家を出たところだったのでそのまま見送り、そして夕方のお迎え時、よく見ると、朝と同じところにまだフケ(卵)が・・・確信しました。

慌てて小児科へ。

小児科ではすぐに診断をくだされ、スミスリンシャンプーの処方箋が出ました。

このスミスリンシャンプーは保険適用外のため3,500円程だったと思います。同じものがドラッグストアでも購入出来ます。

最初はお医者さんからの確証が欲しくて病院へ行きましたが、今となっては病院に行く必要はないのではと思っています。

ここから私とアタマジラミとの闘いの日々が始まったのでした。

◆ アタマジラミの原因

アタマジラミは不潔にしていることは全く理由にはなりません。

子どもは頭と頭をすり合わせて、顔を寄せ合って遊ぶので、髪の毛同士が触れ合うことで、強い生命力を持つアタマジラミが移っていってしまうのです。

  • 顔をすりよせて遊ぶ程の仲良しさんが多い
  • スイミング・マット運動などの習い事に通っている
  • 髪が長い(もちろん短髪の男の子もかかりますが、長い方がもらってしまいやすい)

子どもがアタマジラミをもらってきてしまっても、原因は親にも子にも無いのです。誰のことも責めることはなく(ショックではありますが)淡々と、駆除にいそしむのが一日も早く完治することが出来ます。

◆ 5つの対策

  1. 専用コームでとかす
  2. スミスリンシャンプーで洗う
  3. ティーツリーオイルを使う
  4. ニットピッカーを使う
  5. シーツ・タオルの共有をしない。毎日選択する

1~5は全て私が実践したことです。

このアタマジラミ、何度でももらってくるので(涙)慣れてくると、「卵が1個くらいでもセンサーが働き発見→超初期に駆除開始→2日ほどで駆除完了」となるのですが、最初の時は完治したかなと思うと半月後くらいにまた発見・・・という繰り返しで半年ほど苦しみました。

もっと徹底的に出来れば良いとわかっているものの、仕事もしていて、子どもも複数となると、アタマジラミにかかっている子ばかりに付きっ切りになっているわけにもいかず、この繰り返しでした。

そんな中で一番効いたのは

1の専用コームと3のティーツリーオイルです。

今後もいつもらってくるかわからないアタマジラミ対策に1個は持っておきたいステンレスコーム。
完治後は予防として使えるティーツリーオイル。我が家の常備品となりました。

まず最初にこの2つの対策をすることをお勧めします。

お風呂の中で、シャンプーをする前に専用のステンレス製の櫛を使って髪の毛をとかします。かなり目が細かく、髪がひっかかってしまい痛いので、髪の根本を左手で押さえながら、といでいきます。アタマジラミの幼虫・成虫は頭皮の近くにいるので、出来るだけ頭皮に近いところから櫛を通します。

髪の根本を片方の手で押さえていても、痛いと嫌がるので、我が家ではお風呂場にタブレットを持ち込んで、アニメを観せてといでいました。

使わなくなった歯ブラシで、櫛にひっかかったものを取りながら、ただひたすらとぎ続けます。いかにこの作業を根気強くするかによって、その後の駆除までの日数が変わってきます。髪が多い子はぬれると目の粗い櫛が通りにくいので、濡らす前にといで、乾いた歯ブラシでひっかかった卵を取り除いて再度とぐという繰り返し。

スミスリンシャンプーの箱に書かれている「専用くし」はプラスティック製。

最初はスミスリンシャンプーも併用してください。ただ、このスミスリンシャンプー、数回分しか入っていないのにお高いので、アタマジラミのためにお金が飛んでいくことに悲しくなるのは事実です。そして、このスミスリンシャンプーに抗体を持ったアタマジラミも出てきているとか。我が家もスミスリンシャンプーで念入りに洗った直後のドライヤー中に元気な成虫を発見したりすることが少なくなく、実感しました。そうは言っても我が家も数万円分スミスリンシャンプーに費やしたことは確かです。髪が多い子は1回にかなり使ってしまうのであっという間になくなってしまいます。

スミスリンシャンプーに「専用くし付き」とかいてありますが、この付属の櫛は殆ど役立ちません。ステンレス製のコームとセットで購入しましょう。

スミスリンシャンプーは泡立てて洗髪した後、5分そのまま放置しなくてはいけません。これがまた小さな子どもには至難の業。独特の匂いがすることと、泡が顔に落ちて来て目に入ったりするといけないので、タオル地の太いヘアバンドをおでこに巻いて、顔周りに泡が落ちてくるのを防いでいました。

また、泡が付いている頭をシャワーキャップで覆って放置すると、泡も落ちにくいので効果が上がります。

シャンプーが終わったら、リンスにティーツリーオイルを1滴たらし、髪に馴染ませます。更に3分程放置してから流します。

この一連の流れ、嫌がる子どもを諭しながら結構時間がかかるので、毎日夜にこの作業をするのは根気勝負。下に小さい子がいたりすると更に大変です。

毎日この作業をすることは出来ませんが(スミスリンシャンプーは2~3日置き)専用コームだけは毎日、出来れば朝晩行いましょう。

お風呂から上がり、髪を乾かしている最中にも専用の櫛は側に置いておきます。ドライヤーの風と熱で?シラミさんの動きが活発になり、出て来ることがあります。そういう時に即座に櫛で捕らえられるように準備しておくためです。(もはやプロの領域。母は強しとはこのこと。)

髪が乾いたら、ティーツリーオイルのスプレーを行います。

100円ショップで買える霧吹きに水50mlを入れます。ティーツリーオイルを2~3滴たらし、毎回振ってから使います。水50mlに対して1滴と書かれている説明も見ましたが、髪が多い女の子には2~3滴たらして多すぎることはありませんでした。

結果的にこのティーツリーオイルを取り入れてからあっという間に完治しました。

最初から ティーツリーオイル を使っておけば良かった!!

治ったかなと思っても、念のため朝出かける前にも櫛でとかしてから、 ティーツリーオイル を垂らした水をシュッシュと吹きかけておくと効果抜群です。

1~3を実践してもまだ残るという場合には電動櫛があります。


電池式で、スイッチを入れると「ピー」という音が鳴り続けるので、少しずつ髪をとかします。シラミを発見すると音が止まるので、すぐに櫛を髪からはずし、除去するという流れ。必ず乾いた髪で使用します。

ただこれは髪が多いととぎにくいので、ほぼ治った頃に最後の後押し用として使う方が良さそうです。もしくはその後の予防用として。

最後に一番地味ながら重要なのはシーツと枕の洗濯です。

これも仕事へ出かけなくてはいけない母にとって毎日となると大変な作業ですが、枕やシーツに落ちたシラミがまた夜に髪に付着していては終わりが見えません。

シラミは熱に弱いので、洗濯機の「ダニバスター」という機能を使って洗濯していました。そのような機能が無い場合には乾燥までしてしまうとか、乾燥も出来ない時には乾いてからアイロンを当てるのも良さそうです。

◆まとめ

防ぐことが出来ないアタマジラミ。

不潔にしているからではありません。

なってしまっても自分や子どもを責めず、冷静に対処しましょう。

治ったかなと思っても ティーツリーオイル スプレーを続けて様子を見た方が良いです。

子どもが次々もらってくる病気・トラブルに心が折れそうになると同時に、子育ての偉大さ、世のママ達の素晴らしさを実感するのでした。



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